新潟山形旅1・ひとり新幹線

03 18, 2017
今日はこれから新潟へ。明日の夜は山形。

10時過ぎ、上野駅。

今日は上野から新幹線にのるよ

ちなみになおやんとは夕方に現地集合なので、行きはひとり。なおやんは午後の新幹線で新潟に向かうらしい。午前中は鉄道部品の買い出しがあって忙しいんだって・・・業者のような人・・・

10時22分、新潟行きのMaxときに乗車。

で、今はこの新幹線の中からこれを書いているところ。

朝ごはんを食べてこなかったので、一応これを持ってきた。

1本満足。絶対一本では満足しない、1本満足。

旅のお供本は、今朝図書館に寄って、予約していた本を受け取って、そのまま持ってきた。

『蕁麻の家』萩原葉子 著
『私の文学的回想記』宇野千代 著

どっちから読むか迷うところだけど、萩原葉子の方はなんだか深刻そうなので、カラッとしている宇野千代の方から読むことにする。

でも、読書もいいけど、今回は音楽も聴きたいところなので、これまた迷う。
昨夜、テレビをつけたら、鬼束ちひろとCoccoが歌番組に出ていて驚いた。思わず録画してしまった。そして、どっちのアルバムも、ウォークマンにバッチリ入っている私・・・メンヘラなのだろうか。(しかしそれ以外にもミュージカル系とか癒し系とかクラシックとかも入っているので、なんかもう、カオス)

新潟までの2時間、新幹線の中でやることがいっぱいあるよ!いそがしいそがし!

(なおやんが2階席の窓側を取ってくれた。うれしい。いつもは窓側には鉄道おじさんが座るので、この貴重な窓側席を堪能せねば・・・)

つづく。

2歳児に学ぶ

03 16, 2017
この前、ちーちゃん&しょーちゃんコンビ(コンビっていうか親子だけど)が我が家に遊びに来た。電動自転車をぶっ飛ばして。

我が家には子供がいないので(大きなコドモおじさんならいるけど)2歳のしょーちゃんのためのオモチャとかは何もないんだけど(本気の飛行機模型や鉄道部品なら山のようにあるけど)そんな中、しょーちゃんは自ら、オモチャを見つけた!

それは、これ。

ドアのストッパーの筒。
しょーちゃんはこの筒を、押したり引っ張ったり観察したりしながら、ゲラゲラ笑っていた。

私はその、
「オモチャがない?なら創造すればいいだけさ!見渡してごらん、世の中にはオモチャが山のようにあるではないか!自分の中に想像力=創造力さえあれば、なんだってオモチャになるんだぜ!」
という、しょーちゃんの精神(本人は別にそんなこと言ってないけど)に感動し、足るを知る、ということを学ばせていただきました。ありがとうございます。

さらに、子供用DVDとかもないので(宝塚のDVDならあるんだがな)しょーちゃんが飽きたらどうしようかな~と思ってたけど、試しに、以前録画した『大和田兄弟ぐるり鉄道旅!~タイ王国知られざる絶景と世界遺産~』という、大和田伸也&大和田獏兄弟がタイを鉄道で周るという番組を流したところ、見事にかぶりついた。結局最後まで見てしまった。すごいな大和田兄弟・・・幼児の心も掴むとは。

やっぱり、子供だからといって、いわゆる「子供もの」だけが好きとは限らないよね・・・
特にしょーちゃんは「子供扱いはやめてくれたまへ」みたいなところが昔からあるように見受けられるので(まだ生まれて2年だけど)大和田兄弟くらいがちょうどよかったのかも・・・。

自分の子供の頃のことを思い出すと、私は逆に「もう少し子供扱いしてくれてもいいよ」と思っていたけど(昔から背が高くて、同い年の子たちと並ぶと頭ひとつ分飛び出ていたので、まわりからも2~3歳上に見られていた)ただ唯一、「子供扱いはやめてくれたまへ!」と思っていたのは、ラーメン屋さんに行った時。あの、子供用のお椀がものすごく不満だった。私はどんぶりで食べたいのに!と、ずっと、ずーっと、ずーーーっと、思っていた。←その反動で今でもラーメンへの執着がすごいんだな

小学生になって、やっとどんぶりで食べられるようになった時は、もう嬉しくて嬉しくて。私の中での成人式は、あの時よ・・・


さて、私もしょーちゃんを見習って、「既に身のまわりにあるものの中で暮らしを楽しむ」ということをやっていこうかね!(と決意する私の横で、容赦無く鉄道部品を集めていく夫・・・)

『馬込文学地図』を読んだ

03 14, 2017
『馬込文学地図』近藤富枝 著。

大正の末期から昭和にかけて、荏原郡馬込周辺(大森~馬込付近)にたくさんの文士たちが移り住み、そこで濃い濃い人間関係が生まれ、恋愛、不倫、離婚・・・と様々なドラマが繰り広げられた、という話。

尾崎士郎、宇野千代、萩原朔太郎、室生犀星、北原白秋、川端康成・・・などなど、馬込文士村に集まった面々の名前を見ると、「おー!大物ばかり!」と、もうそれだけで崇敬の念が湧いてくるけれど、この本の中に描かれている彼らの生活模様を垣間見ると、「この人たち・・・変人なんじゃ」と思わずにはいられない。ある意味、ものすごく身近な気持ちになった。

萩原朔太郎が『妻を他の男に抱かせ、それをみて嫉妬することで沈滞した夫婦生活をもう一度新鮮なものにしたい』という願望を持っていた、というエピソード。
萩原朔太郎は馬込村に引っ越してきてすぐ、宇野千代に
「ぼくたちは倦怠期でね。もう一度夫婦間を緊張させるような愛の技巧を稲子(奥さん)に伝授してくださいませんか。谷崎さん(潤一郎)は友人の佐藤春夫に夫人をつきあわせて、夫婦の間に一種新鮮な気分を取り戻そうと考えているようですが、うまい手ですな」
と相談し、千代さんも「よっしゃ、私にまかせんさい!」と言わんばかりに、朔太郎の奥さんに自分の知り合いの青年たちを引きあわせちゃう。

朔太郎は奥さんのことを結婚当初から「不美人」「バカ」と下に見ていたわけだけど、宇野千代を介して奥さんにダンスを習わせたところ、みるみる上達し、若い男とキャッキャと踊り合うようになる。
服装もオシャレな洋装をするようになり、ヘアスタイルは断髪。見事なモガ(モダン・ガール)となった奥さんを、周りの若い男性が放っておくはずはなく・・・

初めは「新鮮さを取り戻すため」と、悪魔主義的な発想で奥さんを外に出した朔太郎だけど、次第に弱気になり、心に動揺が芽生え始めてきたところで、その命令にブレーキをかけようとしたけれど、時すでに遅し。奥さんは再び檻には戻らず・・・結局、二人は離婚することになる。

朔太郎は離婚はしたくなかったみたいだけど、これまた馬込住民であり、朔太郎の友人でもある室生犀星が『浮気な文明』という作品の中で萩原夫妻の冷戦状態を暴露するような形で世に発表してしまったもんだから、もう離婚は避けられなくなったと。

室生犀星は、朔太郎の奥さんをそそのかした宇野千代のことも目の敵にし(千代さんは頼まれたからやっただけなんだけど)、長い間二人は不仲だったそうな。文豪の世界もいろいろだな・・・

他にも、梶井基次郎が宇野千代に恋をし、それがきっかけになって尾崎&宇野千代夫妻が離婚へと向かった話や、妻子と愛人が二人もいながら、さらに別の女とかけおち事件を起こし、それでもどの愛人のこともキッパリとは手放すことができない広津和郎の話なんかも面白く読んだ。

それにしても、文豪たちの波瀾万丈な恋愛模様を見ていると、根っからの恋愛体質がそういう人生を創り出しているのか、それとも、「文豪としての自分」を保つために潜在的にネタ作りのためにそういう道を選んでいるのか、わからなくなる。
「貧乏、病気、失恋、このどれかがなければ小説は書けない」と謳われていただけあって、この時代の文豪たちは、見事に、このどれかがあるような・・・。このどれかがあるから文学が生まれるのか、文学を生むためにこれらの要因を自ら作り出しているのか、そこは微妙なところだけど。

しかし、いくら実在の人物の話だとしても、本当のところは誰にもわからないし、本人からしたら「いやいや、それは事実ではないよ」と言いたくなることもあるかもしれない。
でも、文豪だもの、そこは「私の人生もひとつのフィクションとして読んでもらえれば」くらいの寛容さがあるかもな。と思いながら、読んだ。

学びたがり屋さん

03 14, 2017
この前美容院で髪を切られながら、担当の女の子と
「私たちって、どんだけ『学び好き』なんでしょうかね・・・」
という話をした。

我々、妙に似ているところがあり、とにかく昔から「苦しいことがあったら、まずは本を読み、自然の中に身を置き、海や川や大地を眺めながら己を見つめる」ということが好きな、修行僧タイプ。

話を聞いていると、若い頃から苦しい時に手に取ってきた本の流れも同じで、笑った。

「己の枠を外せ!」的な興奮系自己啓発本

「ゆるく生きろ」的な脱力系自己啓発本

「心を観察してみよう」的な心理学本

「無駄なものは捨てよ」的な断捨離啓発本

「全ては自分が引き寄せている」的な引き寄せ本

「あなたは無条件で守られている」的な霊界本

「流れに身を任せよ」的なスピリチュアル本

「色即是空・空即是色」的な仏教本

「『私』とは何か」的なインド哲学本

・・・とにかく、もがいてきた。不器用ゆえに、もがいてきた。

外に原因を見つけようとしても、誰かや何かのせいにしようとしても、苦しさは全く消えないので、「苦しみを自分の中の学びとして昇華させていく」という方法にたどり着いたわけだけど、こういう気質って見方によってはマゾ的かもね・・・とお互いしみじみしてしまった(髪切られながら毎回こんな話になる←この時間すら学びにしてしまう生粋の学び好き・・・)。

結局、「より幸せになるために」「もっと良く、もっとたくさん」という思いがある限り、動き回る自分は止められず・・・

AよりもBがいいらしい、BよりもCがより自分に合う、CよりもDが本物、Dの改良版のEがもっと最高らしい・・・より本物を!より真実を!って・・・私はいったいいつまでもがき続けるのか。

世の中にはそんな、「もっともっと」「こっちがより良い」という情報が当たり前のように流れていて、その情報を受け入れてくれる人々がいるからこそ、消費社会が成り立っているんだろうけど・・・その「よりいいものを」「もっともっと」「こっちがほんもの」と進んだ先に果たしてゴールはあるのだろうか、と、自分が反応しない情報に対しては客観的に観察できるんだけどねぇ。

今、世間の中で「よし」とされている商品や方法論や観念が、はたして100年後、千年後にも残っているだろうか、と思うと、多分、ほとんどが消えている気がする。そう思うと、何もかもが砂の城のようにポロポロと頭の中で崩れていき、良いと思い込んでしがみついてきたものが、全て幻のように消え去るわけで。

・・・と、ほとんどが頭の中で消え去った今、それでもしぶとく残る思いは、やはり
「もっと自分の内面を見つめよう(だって今のままじゃダメだから)」
ということ・・・。
どうしても、学びが止められない。
なおやんが鉄道部品(私には何の価値も見出せないけど、なおやんにとってはお宝らしい)を集め続けるのを見て、「なんでこんなに集めるんだ・・・」と不思議に思うけど、それって私が自己探求をやめないのと実は同じことなんだな、と思った。ちょっと前まで私も「より本当の悟りとは」とか、「より本物の覚者とは」とか、探し求めている自分がいた気がする。
断捨離もある意味では同じで、物は減っても、「もっと捨てよう」「もっともっと」「もっとシンプルに」と思っているうちは、何かが増えていっている気がする。「捨てねば」という観念的なものが、積み重なっていくような・・・

この、「もっともっと」「より良く」を楽しめるならそのままでいいけど、私はその「もっともっと」に苦しさを感じるようになってきて、「もっともっと」と思わせている自分の中にある恐怖の種みたいなものを感じるようになったので(老いることを怖がって美容整形を繰り返す人、ってのが一番イメージしやすいかも。本人や同じ価値観を持つ人から見たらいいことに見えても、老いる恐怖を全く持たない人から見たら「あなたは怖がっているんだね」と、その人の中にある恐怖がハッキリ見える・・・ってやつ)それだったら、その恐怖の種を消してしまえば、「もっともっと」という馬車馬のような思い込みから解き放たれて自由になるのではないかと。

・・・と思いつつも、やめられないんだよね~自己探求!と、ドライヤーをしてもらいながら話した。

この悩み多き人生(大した悩みじゃないかもしれないけど)まだまだ学びは続くのであった・・・

岩手旅14・昭和のデパート大食堂 後半

03 12, 2017
岩手旅3日目(2月27日)の続き。花巻のマルカン百貨店の大食堂に着いて興奮が止まらないところから。

14時20分。マルカン大食堂。
まずは入口のレジで食券を買い、それを持って窓際近くの席へ。

席に着くと同時にウェイトレスさんがやってきて、食券の半券をちぎって持って行った。

お料理が出てくるのを待っている間、目の前に置かれたコレを堪能。

割り箸入れ!昭和のかほりがプンプンする。
この割り箸入れを、右から左から上から下からと、ありとあらゆる方向から眺め、楽しむ。

数分後、まずはお飲み物が運ばれてきた。

ハワイソーダ!清々しいほどの、青。

そして、お料理。

ポークカツとカツカレー。
ポークカツはお肉が分厚くて、ジューシー。カツカレーの方は甘めで、懐かしい味。
なおやんと「おいしいね!」「おいしいね!」とニコニコしながら、食べた。
私たちだけではなく、この大食堂で食べている人たちの顔を見ると、みんな笑顔だった。なんだか北斗星のラストランを思い出す・・・自然とニコニコしちゃう、昭和のあたたかい雰囲気。

本当はマルカン大食堂の名物『ナポリカツ』も食べてみたかったけど、私たちが着いた時にはもう売り切れていた。

次回こそ、ぜひ。

窓際席が空いたので、ハワイソーダを持ってすかさず移動。

なんか、落ち着くんだよここ・・・

窓からの景色をぼんやり眺める。

・・・もう住むか!ここに!

と、盛り上がってきたところで、デザートタイム。
まずは、ホットケーキ。

清く正しく美しく。

バターをとかしてっと・・・

ふかふかだよーホットケーキ!

そして、満を持して、ソフトクリームの登場。

長いよー長いよー
しかしこれで180円とは。すばらしい。

このソフトクリームをお箸で食べるのがマルカンのお作法。

(本当にみんなこうやって割り箸で食べていた。女子高生もおばあちゃんも、みんな。)
割り箸でソフトクリームを食べるなんて、なんとも不思議な気分・・・

大食堂をしっかり堪能した後、1階の売店で『マルカン思い出写真集』を購入。

一冊が1620円で、そのうち800円がマルカン存続の為の寄付にあてられると。食べて応援、買って応援、だ。

その後、花巻駅へ戻り・・・

綺麗な駅。ていうか、名前がすでに綺麗。花巻っていい響きだ。

東北本線で北上駅へ移動。

ここから新幹線に乗ってビューっと東京へ帰ると。

北上駅前のショッピングセンターで盛岡冷麺を購入し、17時半発のはやぶさに乗車。

はー、新幹線はらくちんらくちん!

乗ってしばらくして、福田パンパーティー。

ヤバイよヤバイよ・・・あんバター1つだけで1000kcalだよ・・・
ま、さすがの私たちもマルカンでお腹いっぱい気味なので、ここはおかず系のパンだけを平らげる。甘い系は次の日に持ち越しだ。


・・・という感じで、岩手旅日記は終了。
岩手県・・・今私たちの中で、ものすごく、アツい。
今日はなおやんが仕事帰りに東銀座にある岩手アンテナショップ『いわて銀河プラザ』へ寄り、これらを買ってきた。

白石パンの「フラワーパン」。
志たあめやの「岩泉牛乳せんべい」。
花巻・芽吹き屋の「笹まんじゅう」。
あと、盛岡冷麺も買ってきた。
岩手祭りや・・・!
プロフィール

YUKA

Author:YUKA
夫婦二人暮らし。
多趣味な夫にわりとついていく私のおぼえがき日記です。
たまにタリーズのベアフルやスタバのベアリスタたちと旅してます。
旅日記は旅先からのリアルタイム更新を心がけています。

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